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このコーナーでは、杉戸周辺で活動するキラッと輝くサークル、団体をご紹介しています。

大塚同志會

大塚同志會今回は、杉戸町大塚地区に古くから伝わる神楽や囃子を保存、継承している「大塚同士會」をご紹介します。
その前に、ちょっとだけ、大塚神楽についてお話しましょう。

大字大塚に鎮座する八坂神社では、毎年7月中旬に神楽殿で「大塚神楽」(おおつかかぐら)が奉納されます。7月8日から7月15日までをお祭りとしていますが、最近は15日に近い日曜日を最終日として1週間お祭りが続きます。

神楽の歴史は大変古く、神代(かみよ)の昔から行われていたとされ、全国に色々の流派があります。大塚の神楽は里神楽(さとかぐら)の一種で、祭ばやしは「神田ばやし」の系統であるとされています。神楽は、御祭神(ごさいじん)を楽しませるとともに、神の「神遊び」でもあると言われますが、万人の安全・無病息災・五穀豊穣を祈願して神前に奉納されるもので、その意義は非常に深遠なものとされています。また、娯楽の少なかった農村部に少しでも楽しみをと言う事もあったのでしょう。

楽の楽器は、大小の太鼓・鉦(しょう)・笛・鼓などが多数あり、神楽の楽曲も多く、神楽歌は人々に福を授けるセリフでもあります。中にはコミカルな神楽もあり子供が見ていて楽しいものもあります。

我が杉戸町の「大塚神楽」は、大塚同志會の方たちによって受け継がれています。今から四代前の人々が越谷の麦塚、柿の木の村人から伝授を受けたものであるそうです。時折各地から招請(しょうせい)されて上演することもあり、民俗芸能として価値の高いものでもあります。

−大塚同志會とは、どんな団体なのですか?
「大塚同志會は杉戸町大塚地区に伝わる、神楽や囃子を保存・継承する団体です。杉戸町の民族無形文化財に指定されています。平成13年には埼玉県の『しらこばと賞』も頂きました。」

(民族無形文化財!?すごいですね。。。)

大塚同志會練習風景−どんな活動をしているのですか?
「毎年7月15日近辺の日曜日に行われる『大塚の天王様』に神楽・囃子を発表しています。他にも産業祭のアトラクション・杉戸町PTA総連総会で発表、さいたま新都心の落成時も神楽の発表を行いました。」

−神楽の演目はどのくらいあるのでしょう?
「実際には20演目ほどあるらしいのですが、我々が出来るのは10演目ほどです。一般にわかりにくい演目などはどうしても上演する機会が少なくなり、我々も見たことの無いものがあります。」

−神楽の衣装などは大変だと思いますが、どうしているのですか?
「幸いなことに2年前に埼玉県の『コミュニティー基金』申請の許可がおり、面・衣装・和楽器などの入れ替えを行うことが出来ました。昔は各家の古着や奥様たちが衣装を縫っていたようです。」

(娯楽が少なかった当時、地域の皆の楽しみになっていたのですね。学校の文化祭みたい!)

大塚同志會/研修旅行−ほかにはどのような活動をしていますか?
「杉戸町大運動会では文化団体として参加させていただき、競技に参加しております。また隔年で研修旅行を行い各地の神社仏閣を回り知識を広めています。今年は福井県永平寺を参拝してきました。まあこれは口実で、羽を伸ばした飲み会ですかね。(笑)」


−古い行事などを続けることは、どの地域でも後継者不足が問題になっていますが・・・。
「確かにそれは言えます。私たちは『同志會の若衆』と言われるのですが、もう孫のいる人もいますし、最年少が35歳です。ただ、最近お祭の時に地元の中高生にお手伝いをしてもらって、徐々に意識付けをしていっております。」

地元の中高生も実際に参加することで、学校の授業では学ぶことのできない貴重な経験ができることでしょうね。
昔からの伝統や文化を守るということは、並大抵のことではありません。
是非、これからも杉戸の伝統と文化を守り続けて下さいね。
どうもありがとうございました。

(2007年10月更新)



■大塚同志會HP http://www.h2.dion.ne.jp/~e-pro/dousikai.htm

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